宋慶齢基金会日中共同プロジェクト委員会(JCC)


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中国・貴州省凱里市の賞郎小学校の教室に電気を通そう
2012年8月プロジェクト現地視察報告
JCC 理事 井岡今日子
 2012 年8 月5 日に、JCC が建設支援した貴州省凱里市の小学校や衛生院の近況を見てきました。
 まず、2003 年9 月に凱里市三?樹鎮衛生院に建設した「婦幼保健中心(母子保健センター)」が、現在どうなっているか、気になりました。午後3 時頃に、三か樹鎮衛生院に到着しました。昔の衛生院の建物の向側に病院が新たに建っていました。日曜日だったので、陳院長が不在で、胡さんという婦人科担当者が病院に居ました。衛生院は昔より広くなり、総合病院になっていました。案内された婦人科には、赤い文字で「日本宋慶齢基金会日中共同項目委員会贈送.2003.8 」と印字され、産科・新生児用の医療機器・設備が今でも現役で活用されている様子を確認でき、うれしく思いました。
 私 が 到 着 す る 少 し 前 に 生 ま れ た ば か り の 赤 ち ゃんとその前日に生まれた赤ちゃんを見た時に、9 年前に須藤元副代表理事と一緒に、生まれたばかりの赤ちゃんと会った時のことを思い出し、とても感無量でした。
 病院の入り口に、JCC が2006 年に寄贈した救急車もありました。胡さんの説明によると、これらの設備が十分に活用され、年間平均300 名の新生児がここの病院で生まれているということです。しかも車の出動費用も、病院で出産する費用も全部無料になったそうです。これからも母子保健の発展に役立つことを願いつつ衛生院を後にしました。
 夕方に、JCC にとっての「凱里の教訓」、いつも心が痛くなる賞郎小学校の校舎を見に行きたくなり、空が暗くなり始めましたが、急ぎ車を走らせました。小学校の周りがかなり変わっていましたので、散々迷った末やっと辿り着きました。夏休み中でしたが、前校長の劉先生に大変歓迎されました。劉さんは校長をリタイアされていましたが、いまも国語と美術の先生として同校で教えています。教頭だった李先生は、今校長になり、わざわざ会いに来て下さいました。夕飯の時間になったため、ご馳走になりながら、いろいろな話ができました。現在、学校は全学級が揃う中心小学校になって、総生徒数は180 名です。先生の定員は8 名ですが、実際は6 名しかいないとのことでした。先生たちは手が回らないぐらいにがんばっています。今年の期末テストでは、六年生の成績は、全三?樹鎮の中 で2 番目、劉先生が教えている国語は全鎮の3 番目で、その中の1 人が高成績で凱里市の高校に入学できました。いままでこの学校から、大学に入った学生は5人もいたそうです。学生が一生懸命勉強し、先生がまじめに教えているという印象でした。その後、現在の校舎の使用状況を聞いてみました。以前、別の寄付で建てた校舎が手抜き工事のため、水漏れがひどく、今は全然使えない状態だそうです。一方須藤さんの寄付でJCC が支援した建物は、当時劉校長が工事現場を厳しく見ていたおかげで、今ではメインの校舎として使用出来ているという事です。 しかし、残念なことに三か樹鎮教育委員会に予算がないため、未だにJCC 支援校舎には電気配線がなく、照明がありません。雨の日や冬の空が暗い時に、教室の中が真っ暗になり、生徒たちの学習にも影響するということです。教室で頑張っている子どもたちのためにも、寄付された須藤さんの遺志に対しても、これらの教室に“明り”をともしたいと思いました。電気代は、学校に予算がありますが、校舎に引きこむ電線と照明器具及びその工事費が不足しているとのことで、総額14〜 5 万円とのことでした。(下表参照)
 皆さまのご支援で、賞郎小学校の教室に電気を通し、“明り”をともしたいと思います。どうぞ、よろしくお願いします。
故須藤副代表理事の寄付でJCC が支援した賞郎小学校校舎:
電気を通すために必要な費用の見積:


<2003年プロジェクト現地視察報告>
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